福島甲状腺がん第18回2015−2発表



 元々この甲状腺がんのページを造ることにしたのが、こうした調査してる人間が信用できないから。
 そもそもこうした調査をしてる人間は、元々原発とは関係ないから、検査しても出ないとしていた。結果その調査で嘘がばれた。いわば墓穴を掘った。
 そして100万人に2人くらいだといっていたが、40万人くらいに対して109人もいた。
 さらにこうした安全神話を振りまいてた人間は、最初に検査する対象者の数字を出して、ガンの疑いのある人から割ってパーセンテージを出していた。
 そうなれば1次検査すら受けていない人がいるのだから、数字が低く出るのは当たり前。さらに二次検査で悪性疑い以上かどうか確定するなら、二次検査を受けない人がいれば、さらに数値は低くでるので、詐欺同然。
 後は、地区ごとのガン発生率の地図もなかった。これが一番知りたかったこと。
 原発周辺もしくは放射能が拡散して高濃度に汚染された周辺の地図。そうしたものがなかったので独自に製作した。
 そうすれば、何が問題で、どこが問題なのかがわかる。市町村名と数字だけ見ててもわからない。
 
 わからないといえば県の調査の表などもわからない。
 本格調査と書かれてるところを見るの、受けた人数すら減っていた。

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1887

 今回ourplanetさんの見てようやく理解できた。
 平成23~25年度実施対象市町村細胞診結果(先行検査)
 平成 26 年度実施対象市町村細胞診結果

 でもおかしいのが、100万人に2人じゃなかったのかと言う話になった時に、調査してる側は、技術の発達で精度がよくなったから見つかったとしていた。
 それなのに、それが先行検査と言い張ってるのがおかしい。
 またこうした調査は過剰診療じゃないのかと言われ、転移の危険性があるものしか手術していないかのような発言をしたので、ツイッターでじゃあ本来ガンであるのに隠してるものがあることを認めてるようなものと言うような内容でつぶやいたら、2巡目の26年本格調査で8人も出てきた。問題はこれを隠してたから8人出てきたのか、それとも2年で急速に大きくなり8人になったのか?もう嘘が多すぎて何が本当なのかすらわからないが、この調査をしてる人間たちはチェルノは4年だったのだから、それ以前に出てきたものは原発とは関係ないとしていたのが、嘘と言うことにもなる。ようするに嘘の上塗りしてたことで、調査してる側の人間の発言はぼろぼろで信用に値しない。結局こうした調査してる人間が?をつき数値を低く見せようと思えばいくらだって見せられる。だからだまされないように、数値を細かく調査する必要がある。

 いずれにしても原発の影響ではないとしてたが、原発周辺、特に原発から一方向の住人にガンが高い傾向にあり、原発の爆発の影響ではないなら、原発そのものが危険だということを言ってるようなもの。そうなればいずれにしても原発自体を潰すべきということになる。

 2巡検査で出てきた患者
 浪江町1人(+2=合計3人)
 伊達市2人(+2=合計4人)
 田村市2人(+3=合計5人)
 大熊町1人(+1=合計2人)
 福島市2人(+12=合計14人)





 表の上段の、原発から一方向のは悪性以上が1328人に一人の割合で出ている。表下段のそれ以外の原発周辺地域のは2535人に一人の割合なので約2倍の割合。100万人に2人の割合ではないことが一目瞭然。これ以外でも長崎や甲府などで検査をしたが一人も出ていない。考えれば他の県でトータルで2500人ぐらいだったと記憶しているが、それくらいの割合で出ることがわかっていなければこうした数字が出ないことを考えれば、他の県で検査する時にはこれくらい出ることがわかっていたのではないだろうか?だが想定を外れて出なかった。それで人数を増やすべきだなどとわけのわからないことを言ってる輩もいた。
 検査の精度が仮に高くなったとしても原発の一方向だけこれほどの割合で出ることはありえないだろう。ようするに1400人検査して一人出なければならない計算になるのだから。仮に最低年齢が8歳だと仮定すれば、8年前に大規模な放射能漏れがあったのではないか?という疑いも出てくるし、大規模な放射能漏れがなかったとしても、微量の放射性物質で徐々に汚染されていったとも考えられる。風で流れて一方向が汚染されてたと考えれば、別に不思議なことではない。
 次に他の県を検査するときは、原発周辺や、福一の爆発でホットスポットになった市町村をやるべきだろう。



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